31 Jan '12, 3am

NEアカデミー「触覚体験のつくり方」でお話しします。私の担当部分は教科書的な内容ですが、午後から面白いかと。

タッチパネルがスマートフォン等に採用され、爆発的に普及したことは、「触る」という行為のインタフェースとしての重要性を、我々に思い出させる契機となりました。一方で、触覚だけが持つ価値、言い換えれば、触ることによって初めて可能となる新しい応用の形は、未だ明確にはなっていません。 触覚を生かした新たな価値を生み出すために必要なのは、ヒトにとっての触覚の役割を根本から考え尽くすことと思われます。本セミナーは、その契機とすることを目的とします。 触知覚の生理学的知見と現在までに提案されている触覚インタフェースを概観した後、触覚の本質である双方向性や自己言及性という特性に基づいた、有用な触覚デバイスの開発に関するヒントを考察します。さらに、ヒトの皮膚感覚の役割を日常生活の中から検出、体系化することで、触覚インタフェースのあり得べき姿を議論します。講義全体を通して、これから触覚製品を研究開発する際の基盤となる知見、および考え方を得ることを目標とします。 一方で、触覚は長い研究の歴史がありつつも、今後どのような価値創造が可能なのかという点については、研究途上の熱い分野でもあります。講演内容は、触覚世界の一断面と捉えていただき、聴講される中で立体化、発展させていただければ幸いです。

Full article: http://techon.nikkeibp.co.jp/article/SEMINAR/20120120/203...

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